備忘録〜Windowsが起動できない場合の対応〜
今回はランニング要素は一切なし!あしからず……
学校では教員用に一人一台パソコンが支給されます。
数日前からな〜んか挙動が怪しいなぁと思っていた矢先のこと。エクセル作業中にフリーズ。タスクマネージャーも起動できず、30分以上固まったまま。このままではどうしようもないので強制終了→再起動
しかし……
あらら。これはちょっとただ事ではなさそう。実はこの画面を見るのは2回め。前回はこのスタートアップ修復で見事改善されたのですが……
丸1日放置しても終わる気配がない!!
これは大変。テストも近い。はやくなんとかせねばと色々試行錯誤。
①セーフモードで起動してみる→起動できない ②コマンドプロンプトからディスクチェック→終わらない ③復元ポイントからシステムの復元→たどり着けない
…うーんこれは重症だ。原因としてはおそらくあの強制終了がマズかったのだろう。しかし、異音(カリカリ音)がしていたわけではないのでハードディスクが死んでしまったわけではない(はず)。OS自体が壊れてしまったと予想。この時点でできることはただ一つ!再セットアップ(購入時の状態に戻す)だけ。
もちろん、再セットアップでハードディスク内のファイルは消えてしまいます。一応重要なファイルは残していないものの、5年間作りためた教材等がおじゃんに……それだけは避けたい!
以前の学校でしたら、ネットワーク上に個人フォルダを作成し、そこにマメにバックアップを取っていました。しかし、異動した先の学校はネットワークサーバの容量が極端に小さいため、個人フォルダの作成は禁止されている。だからバックアップは取れていない。(そもそもこの体制がおかしいと思っていた矢先の出来事)
HDD内のデータを救出するには、
「PCを分解してHDDを取り出し、変換ケーブルをぶっ刺して別のPCにバックアップを取る方法」
「業者に高い金を払って(最低5万〜)データを吸い出してもらう方法」
これしかないなぁと思っていました。ただ、支給パソコンを分解するのはちょっと怖い。自分のPCなら壊れるの覚悟でやるんですが……
業者に以来ももちろんNG。そんな高い金は出せない。
しかしいろいろ調べている内に、とある方法を見つけました。
LinuxでHDDのデータを救出するという方法です。
私はこのサイトを参考にしました。
つまり、OSが壊れているんだから、別のOS(無料のLinux「Ubuntu」)でPCを立ち上げてHDD内のデータを取り出そうということです。
さっそく学校の共有PCでUbuntuをCD-Rに焼き、OSが壊れたPCでCDからUbuntuをBOOT。
万事OK。しっかりデータも残っていました。USBにコピーしてバックアップ完了。
業者に依頼すれば5万〜の作業がものの15分&100円(CD1枚)で完了しちゃいました。
それにしても以前からLinuxには興味があったんだけど、敷居が高そうでどうも敬遠していました。こんなに簡単&UIも分かりやすい、使い勝手の良さそうなOSとは。しかも無料。実家のPCはvistaだし、来年にはサポート切れですから思い切ってUbuntuに乗り換えるのも手ですね。
明日業者が再セットアップに来てくれます。これで心置きなくテスト作成もできる!!ありがとうLinux!ありがとうUbuntu!